2012年 ワコーズCUP ジムカーナ入門編 No82 「秋の陣」
晴れ!ドライコンディションという、ジムカーナ日和でした。
大会2本目前の気温で27℃ぐらい、 路面温度は32℃ぐらい。
1時頃は半袖でもいけそうな気温でした。
28日に西日本フェスティバルが名阪で開催するので今回のコースは
「親分作 西フェス名阪・対策コース」。
フリーターンが設定されているのはまだ分かるのですが、
なんと!LSD装着のEクラス・Sクラスは 「540度ターン」 が設定されています。
エントリーは全22台。 内LSD装着車両は、19台。
ただし、午前の練習走行と午後の慣熟走行は全クラスフリーターンは180度ターンでも可、ということになりました。
もちろん、540度からもう一回転して900度ターンしてもです。
当然大会になると、E・Sクラスは540度ターンをしないとミスコースになります。
その他は、2速旋回、2速進入、を多用するコースを設定しているので、
西フェス対策でなくても走るだけでも楽しい(フリーターン以外は?)、攻略すればなお楽しいコースになっています。
とはいえターンが出来るのと出来ないのでは、タイム差以上に楽しさ・面白さで雲泥の差があります。
スタート位置は画像で言うと前回同様信号下左側、フリーターンとゴールはガードレール挟んで反対側。
計測・本部席を信号下に設置しました。
これにより、たくさんの人がコース上パドックのオイシイ場所で観戦されていました。
しかも、フリーターンは目の前・真上から観戦出来るので、新鮮味もあって色んな意味で良かったのではないかと思います。
何かと都合がつかず今回ようやく今年ワコーズCUP初登場の講師くわぴ~氏でしたが、
たくさんの人からアドバイスを求められて今までの穴を埋めるべく、あちらこちらでくわぴ~塾を開催。
お願いすれば 、このようにじっくりと走行を見てくれますし、 皆さんの車も運転してくれます。
会長にもお願いすれば、アドバイスや同乗走行もしてくれます。
でも今回は頼みにくかったかもしれませんね。
夏の陣では、後輪駆動に乗ってアドバイスよりも本人が楽しんだだけのような・・・。
もう一台試走がいました。 いや、厳密に言えばコースクリア走行です。
走行中、「人の車で好き勝手走って・・・」 と親分がアナウンスしていたそうですが、
言っている事は的を得ているので残念ながら否定する事は出来ません。
練習走行1本目終了後のフリーターンゾーンです。
タイヤの跡が濃く残っている方がラストゼッケンの・・・渡部ナニガシ選手の跡で、
すぐ横に薄く残っているのが試走のくわぴ~氏の跡です。
後輪駆動のターン成功率は100%に近く、気持ち良さそうに540度を攻略されていましたが、
前輪駆動は難しくて成功率は低くなってしまい、残念ながらシャフト折れが1台出てしまいました。
香川・ジアロスポルト代表の笠井氏もかわいいクラブ員に付き添い、今流行のiPadで動画撮影。
もしかして笠井氏にとっては、iPadで動画撮影するより540度ターンする方が簡単なんじゃないかと思ってしまいます。
画像etcのコーナー
R2クラスは3台。
LSD未装着のため、フリーターンは180度でOK。
しかし、意外とコルトの最小回転半径は大きいのか?グリップだとギリギリ回れる感じでした。
E1クラスは5台。
このクラスから大会では540度ターンをしなければいけません。
コンパクトボディなので、少々ターン出来なくてもグリップでも回れるメリットはありますが、
「こんなターンは勘弁して欲しい・・・」と嘆く人も。
E2クラスは7台。 前輪駆動のためターンで撃沈した人もいました。
JMRC四国シリーズR2クラスチャンピオンを獲得した佐野さんはさすがチャンピオンです、ターンはバッチリ決まっていました。
しかし、今年ワコーズCUPでは負け無しのかねやんが腕の差を見せ付けて優勝。
E3クラスは4台。 後輪駆動クラスなので、ターンは全車絶品です。
香川に転勤してきた原さんロードスターと、岡山からの遠征の菅野さんMR-Sは、
コンパクトな後輪駆動を上手く乗りこなして、540度ターンでタイムを稼いでいます。
しかし、まだ慣れていないとはいえ元四国SA1チャンピオンが乗る尾崎さんRX8に優勝を奪われます。
どうやら夏の陣から尾崎×原でバトルが勃発しているようで、今後この二人の戦いが見ものです。
あまりにも寂しいので、おまけでコースクリア走行としてダブルエントリー1台。
やはり、実質のライバルがいないと、タイワン野郎はいささか大人しい走行になります。
540度ターンは全て撃沈。
くわぴ~塾を受けていたのですが、結果は・・・う~ん
午前と午後のコースクリアで走った僕は、タイワン野郎のくわぴ~塾で聞き耳立てて聞いていたので、
その成果が出て午後のコースクリアではターンがバッチリ決まり 「よっしゃ~!」と加速しようと思ったらエンジン回転ストール。
結果あまり「よっしゃ~」では有りませんでしたが、それでもなんとなく聞き耳立てた甲斐はあったようです
本当はオーナーにくわぴ~塾の効果が出ないといけないのですが・・・そんな事は僕は気にしませんが何か問題でも?
四国NS1チャンピオンを獲って夏の陣では計測の手伝いをしてもらった内田さんが、もう一つのチャンピオンを狙ってエントリー。
四国チャンピオンを獲れなかったナニガシさんに、四国チャンピオンの貫禄の差を見せ付けて内田さんが優勝。
今大会の最後は美女にチェッカーを振ってもらって、ワコーズCUP「秋の陣」の走行は終了しました。
岡山から参加して頂いた菅野さんに遠来賞の 「うどん」 です。
菅野さん 「(TKLは岡山から近いので)高知の人のほうが遠来賞・・・では?」 と申訳なさそうに言っていましたが、
「他地区からの参加者」 に権利があるので、遠慮なくうどんを食べちゃって下さい。
親分に何かセッティングをしてもらっていたようです。
こちらは親分塾。
ご無沙汰でしたが、キングはやはりキングのままでした。
全滅させられること数回。
さすが全日本ドライバーはジャンケンの腕も一流?です。
告知のコーナー
今週末27~28日奈良県名阪スポーツランドで
が開催されます。
中部・近畿・中国・四国・九州の5地区から猛者どもが集まって、熱い戦いが繰り広げられます。
暫定エントラントリスト を見ると、近畿支部の親方はもちろん、中部支部のさんちゃんもエントリーしています。
四国からは10名がエントリー。
秋の陣の参加者の中からもエントリーしている人がいます。
四国選手権NS2クラスで2勝したのにチャンピオンを獲りそこなった渡部ナニガシさん。
以上の3名です。
よ~く見ると、白いボディに黒いボンネットの車がエントリーしていますね。
だからといって、チラッと見えている黒いボンネットの車はエントリーはしていませんのであしからず。
黒いボンネットの3台は、きっと秋の陣での成果が出て大活躍してくれることでしょう。
優勝してインタビューを受けたあかつきには、
「ワコーズCUPで腕を磨く事が出来たお陰で優勝できました!」
と堂々と発言してくれる事を期待しています。
頑張れ!四国勢!!
11月18日ワコーズCUP第5戦 「冬の陣」 が開催されます。
チャンピオンが決定しているクラスもありますが、ほとんどのクラスが最終戦でチャンピオンが決まります。
冬の陣の表彰式の後、シリーズ表彰を行います。
去年は、クスコランサー3台と2011年西フェスダートラウィナー浅野氏のオフィシャル参加があったお陰でエントリー41台と大盛況でしたが、今年はどんな豪華ゲストが参加してくれるのでしょうか?
もう一つ、中古車情報雑誌の Goo 四国版 の1月号か2月号に今回のワコーズCUP「秋の陣」が載る予定です。
11月号?では既に「秋の陣」の告知が載っていたそうです。
毎月20日発売。
乞うご期待!
大会が終われば、みなさん安全運転で帰りましょう。
| 固定リンク
「ワコーズカップ」カテゴリの記事
- ビッグニュース!!(2015.11.24)
- 来年のワコーズCUPについて(2015.10.21)
- 2015年 10月11日 №102 秋の陣(2015.10.15)
- 秋の陣(2015.10.10)
- ワコーズCUP 秋の陣(2015.10.06)
コメント