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2012年5月15日 (火)

ジムカーナ競技中のペナルティについて (再)

今回は、競技中のペナルティについて。

 

オフィシャルポストでの旗の提示

(ジムカーナ特有の意味があります。)

 

赤旗  『緊急に車両を停止しなければならない』、という状態で出されます。 

サーキットだと、徐行してコントロールライン手前で停止?ですが、

ジムカーナだと赤旗に気づいたら直ちに車両をその場で停止してください。

その後、近寄ってくるオフィシャルの指示に従ってください、絶対に

例  

・車両に問題がある場合

オフィシャル 「ボンネット(又は運転席ガラス) が開いているので、そのままパドックに戻ってください。」 

 この場合、タイムは無効です。  

 「車からオイル(又は冷却水) が漏れています、すぐにエンジンを止めて下さい」  など。

 

・車両には問題ないが他に問題がある場合

 「(計時システムの不具合で)タイム計測が出来ていない様なので、

 すみませんが一度パドックに戻ってオフィシャルの指示に従ってください」

 「強風でパイロンが動いてしまったので、再出走になるのでパドックに戻ってください」  など。

 まずこの理由の可能性は低いですが、無いとは言えません。

ラジアル(ノーマル)タイヤだと連続走行してもタイヤがタレる心配はあまり無いので、

再出走の場合 「また最初から走れる、ラッキーもうかった、もうかった」 と前向きに考えましょう。 

その時すでにパイロンタッチしている人は、本当の意味で 「もうかった」 となりますね。

 

黒旗  走行車両がミスコースしたという判定です。 

例  大会にもよりますがブリーフィングで、 

 「1本目はミスコースしてもすぐにコースを思い出したらそのまま走ってもらっても構いませんが、 

 2本目は黒旗が出された時点でパドックに戻ってください。」 という主催者(大会)と、 

 「1本目からミスコースしたら、パドックに戻ってください。」 という主催者(大会)もあります。

走行中ミスコースに(黒旗にも)気づかない場合は、・・・とりあえず元気よくゴールしましょう!

そのままゴールできれば良いのですが、

黒旗が出続けその内赤旗が出て強制終了させられる事もあります。 

赤旗に気づかない振りして走行を続けるのは止めましょう、結構カッコ悪いですよ

 

黄旗  パイロンタッチや脱輪などのペナルティがあった時に出されます。

 黄旗が見えたときは車両停止せずそのまま競技続行してください。

 ゴールタイムにペナルティタイムが加算されます。 

 パイロン1本移動につき5秒加算、脱輪1輪につき5秒加算。 

「パイロンの確認しますのでしばしお待ちを。」 という時もあり、

パイロンの移動が確認されたらアウト 移動していなかったら、セーーフ 。

同時に4輪脱輪(コースアウト)した場合は、黒旗が出て当該走行タイム無効 (再出走無し) となるので、

泣きながらパドックに戻ってください。

 

2輪脱輪した後、別の場所で再度2輪脱輪した場合は 【合計4輪脱輪】となり、

ゴールタイムにペナルティタイム(5秒×4輪=20秒)が加算されてタイムは残るので最後まで走りましょう。

スタートのパイロンもペナルティの対象になる場合がほとんどです。 

スタートパイロンを踏みそうな止め方をしてもオフィシャルは

「そのままスタートするとパイロン踏みますよ

とかは教えてくれませんので、自己管理で気をつけましょう  

 

緑旗  競技開始の時(中断後の再開時にも)コース上が全てクリア(走行に問題ない状態)になると出されます。 

主催者によると、競技車両がオフィシャルポストを無事通過した時に出すこともありますが、

この時は走行中なのでまず気づきません。 

つまり、どんな状況でも緑旗はなんの問題もないことを表します。

 

他にも、 

スタート・ゴール・中間計測による光電管

「触った」 「踏んだ」 「跳ね飛ばした」 などによりタイム計測出来なくなった場合、

大体は赤旗が出て、当然タイム無効になります。 

そしてオフィシャルは泣きながら光電管を直すと思われ、

破損していたら後で 「弁償してください」 と言われる可能性があるので気をつけましょう。

 

走行中、トラブル等によりどうしても車が動けなくなって競技を諦めざるを得ない場合、

ハザード点灯又はドアを開けて 「走行できない」 という意思表示をしてください。 

近寄ってきたオフィシャルに 「何か知らんけど動かんようになった」 とか状態を伝えた後、オフィシャルの指示に従ってください。 

リザルトには、「リタイヤ」 又は 「無効」 などの表示が出されます。 

 

パイロンをおもいっきり跳ね飛ばしても、車から降りて自分でパイロンを戻そうとせずそのまま走行しましょう。

オフィシャルが、寒い日は喜んでパイロン修正をやってくれて、暑い日は・・・泣く泣く頑張って修正してくれます。 

パイロンは再起不能にさせても 「弁償してください」 とは言われることは無いと思います。

(とは言っても、中々再起不能にはなりませんが) 

 

出走2本共にミスコースしてしまうと順位が付かないので、

ブルーになって帰らなくてはなりません。

なのでダブルミスコースだけは気をつけてください。 

時々そんな残念な人がいますがマネはしないように

 

万が一、受付終了時間までに受付出来なかった場合や、

受付後の車検に通らなかった場合は、

出走すら出来ず順位・ポイントはもらえません。 

しかし主催者にお願いすれば内容によれば、順位・ポイントは付かないと思いますが 

「賞典外」 として走行だけはさせてもらえる 「可能性」 はあります。 

ビギナーズCUPの受付時間はPM12:00まで時間を取っているので、少々寝坊して重役出勤になっても充分間に合います。 

 

 

以下の事例もあるので、気をつけてください。

・スタートではボンネット閉まっていたけど、走行中いつの間にかボンネットが開いてしまい、

ゴール後に怪しまれたヤツがいます。 

・ついうっかりグローブ履き忘れたままスタートし、

本人は途中で気がついて外から素手が見にくくなる様に運転したけど、

実はオフィシャルにはバレていてゴール直後に確認されてタイム無効になったヤツもいます。

・スリッパ履いたまま車に乗り込みスタート待ち4台前で気づき、慌ててパドックに戻りシューズに履き替えて 

「ぜぇ~ぜぇ~」言いながらスタートしていったヤツもいます。 

 

他にも色々と有ると思いますが、

以上が僕が思いついた(いや、思い出した)ジムカーナでよくある、又は時々ある、又は充分考えられる内容です。

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