2011年 ワコーズCUP ジムカーナ入門編 No77 「秋の陣」
9月4日、まだまだ残暑の中での「秋の陣」、と思われましたが台風12号が四国にやってきました。
非常にゆっくりなスピードで天気予報では 「自転車並みのスピード」 と言っていました。
3日(土)午前10時ごろ(だったかな?)に高知県の南国市付近?に上陸。 ここからママチャリで32号線を北上。 途中たぢかわに寄ってはみるものの、誰も居ないので仕方ないので32号線を北上したようです。
ママチャリなのでノロノロと進み、池田に到着してここからどうしようか?と悩んだ結果、「ここからだったら、2&4が近いなあ」 と思い、そのまま32号線からまんのう町に向かうのでした。
ようやく2&4に到着した台風は、玄関のチャイムを鳴らさず、
台風が 「邪魔するでぇ~。」 と言って入ってきたので、
親分が 「邪魔するんやったら帰って~」 と慣れない関西弁で言い返す。
即 「あいよ~」 と言ってUターンした台風は、残念な思いのまま2&4を後にするのであった。
そして親分の娘達が「今誰か来たん?」と聞くと、「嵐(台風)がやってきた」と言うと、「え~~っうそ~っホンマニノミヤくんが来たん、アイバくん、えっ誰誰5人来たん、何人来たん」 と、興奮して聞いてくる娘達。
親分が 「何言ってんだよ、その嵐じゃなくて、台風のことだよそんな有名人来るわけ無いじゃん」 と冷静に突っ込むのであった。
といったやりとりがあったかどうかはわからない。 多分なかったと思う。
そして台風は、ママチャリでやはりここでも誰も走っていない高速道を坂出ICから乗って瀬戸大橋を渡るのであった。
岡山に上陸して 「ここまで来たら、備北が近いな」 と思い、今度は備北に向かいましたが、そしたら備北にも誰も居なかったので 「何でみんな居らんの?」 と少し泣きながら、これまた仕方ないのでそのまま鳥取砂丘まで行って、ここでママチャリを乗り捨て日本海を泳いで行く台風であった。
台風が2&4で親分と 「邪魔するでぇ~。」 のやりとりをしていたと思われる時、徳島県東部も思いっきり暴風域に入っているのですが、実際は風も雨もほぼ治まっていました。
親分は当日早めにTKLへ会場入りしたのですが前日の騒々しい台風訪問のせいで、忘れ物をしてしまい一旦取りに帰るハプニングが発生。
で、何を忘れたかというと、「光電管」。
一番忘れたらあかん物を忘れたようです。
会場に到着すると、コース清掃車両がグレードアップしていました。
「シュイ~~ィン」 と豪快な音を出しながら台風で荒れたコース清掃をしています。
TKLは実質被害はゼロのようで、コースに泥が流れたり葉っぱなどが散っているぐらいだったそうです。
さすがのニューマシンの清掃車でも舗装の隙間に詰まっている土やたくさんの葉っぱまでは清掃しきれないようで(もしかしたら時間が足りなかったのかも?)、今回ばかりは仕方がありませんね。
しかししかし皆さんの腕は確かなもので、土の影響ででスピンする車は1台も居ませんでした。 強いて言うならば、関係の無いところでエノさん一人だけがスピンしていたぐらいですかね。
午前の練習コースは、コース図をよく見てもらえば分かりますが前半は進路のラインが重ならず見やすいコースにした、つもりです。
中間からは親分作のコースで、スラローム後1コーナー回ったあとターン。 戻ってきてまたスラロームしてターンしてゴール。 短い区間でタイム差が出やすい設定です。
が、前半でミスコース、後半でもミスコースと、いろんな所であっちこっちで思っていたよりもミスコースが多発していました。 ん~難しかったかなぁ?
このスラロームは4本のパイロンで3つの間隔がありますが、僕の短い足で真ん中を25歩、両端を20歩にしました。 なので、スラロームのリズムが取りにくかったと思いますし、ラインもこうした方が良いんちゃうんかなと思う時も多々ありました。
練習走行はウェット路面からほぼドライ路面で、5本走行出来ました。
前半の途中を午前と逆走させていて、スラロームをクリアしてからのターンと最終ターンを変更。
大会コースでも少しミスコースがあったので、心苦しい思いでした。
慣熟走行は2本、大会走行は当然2本、午後は4本の走行が出来て1日で計9本走行出来ました。
この日の天候はほとんどが曇りで、昼前から時々晴れ、路面は朝のウェットから徐々にドライへ変化していきました。
ただし、大会走行で少し雨がパラパラと降ってきたのですが2本とも雨にたたられたのが⑥と⑦前後の人たち。 ほんの僅かな雨なのに、見事すぎるタイミングで雨が降ってきましたねえ。
日頃の行いがよろしくない人たちなんでしょうか?
全日本ドライバーが大会コースの慣熟歩行前に、「慣熟歩行で講師からアドバイスして欲しい人、この指止~~まれ!」 とアナウンスしてみたら、指に止まった人はゼロ!
全日本ドライバーは泣きかけていたので、気を使って僕が 「アドバイスしてもらってあげようか?」 と言っていたら、とても易しい人が現れました。
S2000の守屋さんです。 本気でアドバイスをしてもらいながらの慣熟歩行だったようです。
慣熟走行ですぐに効果が出ていました。 コーナー進入やコーナーリングスピード、立ち上がりを含めたアクセルの踏み具合など、すごくいい感じの走行をしていました。
ただし、2本の慣熟走行と大会1本目の3連続ミスコース。 全日本ドライバーの目はだったかどうかはわかりませんが、少なくとも心の中ではだったことでしょう。
もう一人の講師が2世を連れてきていました。 一緒に慣熟歩行です。 何か・・・歩き方が似てる・・・気がする。
しかし、2度目にシャフトトラブルによりあえなくリタイヤ。
大会終了後にシャフト交換していましたが 「とうちゃん、ちゃんと交換できるん? 家に帰れるん?」 と2世が思っていたかどうかはわかりません。 でも少しは心配していたのではないかと思われます。
でも2世はとうちゃんのお手伝いを一生懸命していたので、10年後優秀なサービス員になっていることでしょう。
たなかいちょうはというと、前回の夏の陣でラジアルタイヤのかねやんと競り合っていた苦い経験をしたので、今回はマシなタイヤを装着。
はっきりと 「かねやん対策」 だそうです。
結果は、余裕でかねやんをブッちぎり、更に試走クラス?優勝を成し遂げました。 シャフトトラブルにあまり2世にカッコイイところを見せれなかった、いくはらアナが2位。
3位に・・・実はもう一台いました。 くわはら講師です。 「えっ?あの人が3位?んなあほな」 と思われるでしょうが、いつもの車ではなく次期マシン候補と僕が勝手に期待している、フィットハイブリッドを試走デビューさせてきました。
ランサーを期待していた人もいたと思いますが、残念ながら・・・と言いそうになりますが、実はノーマルフィットの方が車の動きがよくわかって勉強になるんです。
ガチガチの車だと加重移動がわかりにくいし速過ぎるとあっという間にゴールしてしまうので、「すんげぇ~」という印象しか残りません。
ノーマルだと車の加重移動がすぐ分かるので、コーナーの進入やスラロームの進入での車の動きが分かりやすいんです。 画像は下りのスラロームの1本目パイロンの進入です。
TKLはコースとパドックが離れているので、コース上に観戦スペースを設けている場合は是非近くでの観戦をお勧めします。
走行写真の並べ方に深い意味はありません。 ハッキリ行って適当です。
一段目の7台は、一回目のスラロームの進入です。
二段目の4台は中間計測です。
三段目の6台は右奥ヘアピンからショートカットに入るコーナーです。
四段目のミラは・・・確かミスコースしている時です ランサーは十年に一度?バチっと決まったターンです。
表彰式 ワコーズの旗を持つことが出来るのは、優勝者にしか許されない特権です。
R1クラス ビート西村さんが連勝なのですが、2位エッセ大内さんとは僅かの差。 3位エッセ蔵田さんはワコーズCUPデビューですが久々のジムカーナ?ですがTKLに慣れてくるともっと速くなりますね。 エッセ村井さんは車の動きがよくなっていい走りをしていましたが、まだまだノーマルに近いので次に期待、次は何をイジって来るんでしょうか。 ミラ河村さんは 「(コースが)難しい・・・(覚えれん)」 と嘆いてましたが、まあ何とかなるかなと思っていたら、なんとかならなかった 最後はすごくいい走行をしていましたが、結果全走行MCに終わってしまいました。
R2クラス スイフト赤木さんは、日頃の行いがよろしくないのか?それとも相棒が応援に来たせいなのか?大会2本とも雨がパラパラ。 とりあえず・・・人のせいにしときましょうか でもタイムはJMRC四国シリーズでライバルの小西さんより少し遅いだけでした。
R3クラス コルト山崎さんは、赤木さんの相棒がTKLに来たせいでとばっちりをうけて、大会2本ともワイパーを動かす羽目に・・・。
E1クラス EK9シビック2台とDC2インテグラ2台の戦い。 結構接戦ですが、シビック勢の勝利。
先日なださきのチェリッシュジムカーナでオーバーオールタイムを叩き出したエノさんは、景品の良し悪しと成績は比例するんですかね?
E2クラス 4台出走で4台とも車種が違うという面白いクラスになりました。 MR2松浦さんは上手くまとめて優勝。
全日本ドライバーがドキドキしながら見守るS2000守屋さんは、大会2本目でナイスな走行でしたが、最終ターンで大回りしてしまい惜しくも2位。 でも間違いなく講師のアドバイスを受けた効果はありました。 次回も遠慮なく午前からアドバイスを希望すると、もの凄く化けるかも・・・。
スカイライン三宅さんは、大きなボディのハンデも有り3位。 しかしターンはバッチリ決まっていたので今後この車でも何とかなりそうな気配。
黒RX7中林さんは、TKLデビュー?慣れないコース?で残念ながらMCを多発。 これで嫌気が指してTKLとワコーズCUPは嫌いならないで下さい。
E3クラス ライバルがいたのでいつもより張り切っていた?タイワン野郎が調子に乗って1位。 この人はタイヤが良い時はいつも張り切って走ることが多いです。
インプレッサ古味さんもMCに泣いていました。 午後になると走りこめるようになっていたので、今後タイワン野郎と対等に戦えそうな気がするのでどんどん頑張って欲しいものです。
誰かタイワン野郎をギャフンと言わしてやってください。 あまり調子に乗らしすぎるのもよくないので・・・
Sクラス 7が大好きなRX7渡部さんは真っ先にフィットハイブリッドオーナーの顔を見て「試走より速く走ったった、へっへっへっ」 と自慢していました。 たぶんみんな思ったことでしょう 「フィットに勝ってそんなに嬉しいか?」 って。 そして 「全日本ランサーに勝ってから言え!」 と。
デミオ小西さんには、フィットに勝って喜んでいるRX7に何とかして勝って欲しいものです。
表彰式の時もいくはら2世にお手伝いをしてもらいました。 優勝者にワコーズの旗を渡してもらっていました。 子供から・・・子供へ?という一幕も。
恒例のジャンケン大会
最近は皆さんジャンケンが強くなってきていたのですが、夏バテの影響か台風の影響か、今回何度も全滅をさせられていました。 全日本ジャンケンチャンピオンはこちらが油断すると上手く突いてきますので気をつけてください。
右の写真の格好は気にしないで下さい。 今回の師匠と弟子の愛情表現ですから。
えっ?もしかして四国ジャンケンチャンピオンなんですか?
次回ワコーズCUPは、11月6日「冬の陣」最終戦です。
今年は、シリーズポイントも設定しているので、最終戦の最後にシリーズ表彰も行います。
そして、2年前から勝手に恒例にしている 「Fourland-Blogネタ」 の各賞もこのブログの中で発表します。 といっても実はほとんど考えてなかったので、最終戦で何かドデカイことをやってくれると逆転ホームランもありえるかもしれませんよ。 あたりまえですが、迷惑にならないドデカイことですよ。
では、冬の陣でお会いしましょう。
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