5月1日にワコーズCUP第3戦「夏の陣」を開催しました。
ジムカーナ人口の減少に全国各地で悩んでいると思いますが、それは四国も同じでここ数年は特に減少気味で、地区戦・四国シリーズ・クローズド含めても50台を切る台数しかいません。
ワコーズCUPも頭を抱える参加台数減少の状態で去年は「8台!」の時もあり、ワコーズCUPどころか四国全体のジムカーナの行く先を不安視しましたが、今回は久々の20台オーバーの23台のエントリーがありました。
25日(月)が申込締切でしたが、28日(木)まで締め切りを延長しました。
これで23台が確定・・・と思って油断?していたら、30日(土)夜に2台の参加希望の電話があり、「賞典外なら出走OK」と伝え、本人達も「走れたらいい、とにかく走りたい」ということで、2台追加の25台出走というたくさんの参加がありました。
E1クラスが9台いたので、申し訳ないのですがこの9台はBパドック(ゲート外)の停めてもらいました。
その日のコース設定にもよりますが、ガードレール脇に観戦スペースを設置している時はこの様に見に来てもOKですよ。
大会当日の天気予報が雨だったので、一応四駆ターボの部類に入るアルト君が活躍できる数少ないチャンスなので試走で頑張ってもらうことにしました。
ところがドッコイ!大会当日は一日中ドライコンディションでの走行となり、四駆の威力を存分に発揮できなくなってしまい、残念な気分で試走したアルト君でした。
もう1台の試走は、たな会長シビック。 タイヤのグリップ不足で 「ラジアルと変わらんタイム、下手したら負けるかも」 とお悩みの様子でした。
か、か、会長~、これって脱輪してたんじゃ・・・。
くわぴ~講師(本番車はお預け)が会長の不甲斐なさにシビレを切らして?、午後に会長号シビックで試走。
そのギャラリーコーナー進入ラインはこれです。
他人の車でもベストラインで走行。
さすが全日本ドライバー!
午後には、講師が選手の同乗走行希望者の助手席に乗る、という事をしてみました。
第1回ということでみなさん遠慮していたのか、それとも何のアドバイスも足しにならん!と思ったのか、3人(4人でしたっけ?)の希望者がいました。
会長のアドバイスに惑わされて(←フッフッフッ僕は見ていた)、残念ながらこの時のレビンさんはスラロームでミスコースでした。
くわぴ~講師は、黒FDシビックで同乗走行。
選手同士で同乗走行してもいいのですが、その場合もヘルメット被って助手席ガラス“も”全閉してくださいね。
大会コースです。 TEC戦とほぼ同じコースですが、多少変更しました。 午前は、ある程度短縮したコースにしました。
TEC戦と少し変えて面白かったのはスラロームです。
⑬パイロンを左にオフセットさせたので車速を少し落としただけで進入出来て、少し左→右→左とステアリングを素早くしかも少しだけ操作して通過する設定で、みなさん楽しいスラロームだったのではないかと思います。
全選手のスラロームの出来を大まかに上・中・下で評価してみました。
パイロンタッチした時は下の下(もちろんペナルティなので)。
ましてや、パイロンアタックやスライディングアタックなんぞやらかした時は、問答無用で下の下の下です
ペナルティ無しで通過してもちょっと失敗したと思われる時でも、実は中の下(普通)ぐらいのスラロームでした。
朝からでも一人最低一回は【上スラローム】を出来ていましたし、何人かは何度も【特上スラローム】を食べて・・・披露されていました。
そんなスラロームを特等席のオフィシャルポストから見れたので、僕としても非常に楽しい一日でした。
僕のお気に入りスラロームは、黒FDシビックの中越さんです。
大きな車体なのに毎回同じライン・同じスピードで(けっこう速く)しかもスムーズにクリアしていてまるでリプレイを見ているかの様で、
見ていて気持ちがよかったです。
SMCせんせが言うには 「彼が速くなっているのは、PS3のGT5で練習しているから」 だそうな。
「一番ギリギリだったで賞」は、賞典外出走のAW11本田さん(元かねやん嫁号)でした。 この画像の時にパイロン確認したような?してないような?はっきり覚えてませんが、多分ギリギリ触ってないと思います。 こんなギリギリを1回だけでなく何回かこなしてました。
みなさんワコーズCUPでは練習・慣熟走行でたくさん走れるので、1回か2回はパイロンタッチする勢いで走ってみましょう。
オフィシャル(僕)は 「触るなよ!」 とは一切思いません、逆に触ってキワキワラインを極めて欲しいと思っています。
ただし、スラロームを一直線に走ってパイロンを10m以上も跳ね飛ばすのだけは止めて・・・いや、それはそれでネタになるか・・・はい!飛ばしてもOKにします
R1クラスは、ダイハツ軍団3台、ホンダ1台の4台でした。
やはりLSDが無くてもビート西村さんは速い!と思っていたら、銀エッセ大知さんも速かった! 西村さんに肉薄するタイムで惜しくも2位。
ミスコースが多かった河村さんは14インチ(でも普通の)タイヤを装着し、ラスト一本で黒エッセ村井さんをうっちゃって3位。
黒エッセの村井さんはまだフルノーマルすぎて?フロントタイヤが磨耗を通り越して溶けているような角になってました。 黒エッセは次回は何を変更してくるのでしょうか。
R2クラスは2台。
FLひろくんフィット対黒スイフト赤木さんの一騎打ち。
気が付くと赤木さんは車をイジってきてました。 タイヤを前後でバランスよく装着し、しかも車高調も入れてきました。
まるで人が変わったかのような本当に速い走行・・・。
よってひろくんは歯が立たず「悔しい」とボソッと一言。
ちなみにひろくんフィットはCVTなので、みなさんCVTに負けないよう頑張ってください。
JMRC四国シリーズR1クラスのチャンピオン争いが楽しみになってきました。
アルト君が参加すればこのクラスになるのでしれーっと試走で頑張りましたが・・・残念なタイムしか出なかったしCVTにもデカイ顔できませんでした、雨さえ降れば・・・。
E1クラスは、EG6・EK9・FD2シビック、DC2インテグラ、AE111レビンの5車種で、9台の参加。
四国シリーズ開幕戦では中位に沈んだかねやんがなぜかビックリの1位。
久々のハズのエノさんもビックリの2位。
優勝候補と思っていた羽方さんもある意味ビックリの3位に甘んじる。
このクラスは4位以下でも見る度に確実に速くなっている人が多いので、次回秋の陣で楽しみなクラスです。
E2クラスの後輪駆動クラスもビックリの3台が参加。
しかも黄色いS2000の吹野さんが超~久々に参加。
ジムカーナ走行も久々らしいのですが、以前の吹野さんと同じ人と思えない果敢な走行を披露していました。
本当に久々なのでしょうか、実はコソ練しまくってたんじゃ・・・。
E3クラスは、2台。
みんなのランサーエボ6とランサーエボ6TMEの一騎打ち。
「みんなのランサー」とは、またまたとある講師が銘銘し「タイワン野郎」 とかいっぱい銘銘してくれますが、一体どれ使ったらいいか悩むではないか
Sクラスは3台。
たな会長のSタイヤシビックが丸々参考になるのは、このクラスのEK9の2台のみ。
もう1台はデミオ小西さん。
「会長、次回はラジアルタイヤも持ち込んでくださいね」
賞典外クラスは2台。 ゼッケンが手作り。
参考としてLSD付後輪駆動なので、ちゃんと申込をしていたらE2クラスに入ります。
25台の参加でしたので、慣熟歩行時間はこんなにたくさんの人が歩いています。
ダイハツ軍団の3人もギャラリーコーナーからのライン取りで話し合っています。
そうです、軽四は他の車とラインが同じとはいかない所が多くて、軽四は軽四の難しさってもんがあるんです。
Sタイヤシビックや全日本ランサーは、はっきり言うと軽四にとって参考になりにくい、いやならないといっても過言ではない・・・かもしれない、と言えなくもない、ような気がせんでもない(意味不明)。
ブリーフィングもこのようにたくさんの人が聞いてくれています。
と思って油断していたら、ブリーフィング中なのに作業している人がいます。
この人、ミスター内田です。 本人は「(ブリーフィングで言っている事は)ちゃんと聞いてますよ」とは言うんですが・・・。 こんな態度なので少しイジっちゃいましょう(笑)。
やたらとワコーズCUPにめっぽう強い人が約二名います。
一人はかねやん、もう一人はこのミスターです。
二人とも見るからに速いんですが、地区戦になると「あれ?元気が無い」と僕はいつも思ってしまいます。
ミスターが言うには「ワコーズCUPはリラックスできる」ということだそうな。
まさか景品狙いでワコーズCUPに新品タイヤ投入してないですよね?
そんなこんなで話していると、「ボーッボーッ」言わしている車がBパドックに来ました。 誰かな?と見てみると、おや?この車は最近調子に(図に)乗っている人の車ですね。
はは~ん分かったぞ、FLネタ・グランプリを狙って会場入りか だったらネタを作ってもらいましょう。
午後から問答無用で強制的にオフィシャル参加です
他にも、ついうっかり観戦に来てしまった?佐伯さんもオフィシャルのお手伝いをさせられて・・・していただくことになりました。
昼の慣熟歩行時間の路面温度で40℃を超えてました。
表彰式では、参加選手全員に景品を用意しました。 各クラス左から1位です。
僕はワコーズの旗を持たせるだけでいいと思いましたが、
親分はとても優しい人なので、賞典外の二人にも景品を用意してくれていました。
恒例のジャンケン大会は、今や全日本ジャンケン大会SA3クラス・チャンピオン候補?(どんな大会でどんなクラスやねん!)のくわぴ~“選手”です(笑)。
ここ最近は、ビギナーの人には甘い水を飲ませてくれます。
一人中堅っぽい人がいますが、甘い水を飲ませてもらった人たちです。
一瞬「同じ写真が2枚あるやんけ!」と思うでしょうが、持っている景品を見てください、ワコーズタオルとグローブで違うでしょ。 そうなんです、EG6伊藤さんが「夏の陣第1回と第3回ジャンケン大会」に優勝してたんです。 しかも立ち位置もほぼ同じ(笑)。
以上のように、久々にたくさんの参加者によって賑わった大会になりました。
四国ではジムカーナ走行できる機会が他地区と違ってそんなに多くはありません。 ワコースCUPは走る機会があまりない人にはもってこいの、お腹いっぱいになる走行会兼大会になっているので、ただただ走りたいという人はお勧めの大会です。
ということで、次回ワコーズCUPは4ヶ月先の9月4日「秋の陣」です。
多分その頃はまだ秋っぽくないと思いますが、間違いなく「秋の陣」です。
誰が何と言おうと「秋の陣」です。
絶っっ対に「秋・・・もうええわ!
たくさんの参加をお待ちしています。
告知のコーナー
SMCおざきせんせ 「5月15日に地区戦・四国シリーズの第3戦をたぢかわで開催します。 クローズドクラスは前日14日まで受付しています。 毎年やっていますが今年も、クローズドクラスは一眼レフで走行中の写真をプリントしてパネルに入れてプレゼントします。」 ということです。
せんせは、一見易しそうで走ってみるとワナにハマリそうになる(人によったら見事にワナにハマル)、でも走って楽しいコースを毎年走らせてくれます。
参加台数が減少している中、四国の中では景品が豊富で毎年元SCクラスドライバー農園によるスイカも多数用意してくれています。 たぶん今年もあることを望んでいます。
大会終わって片づけ中の出来事。
「こんな所に止めるんはイジってくれ、って事だろ」 という一コマ。
ん~ここまでくると、2011年FLネタ・グランプリを取る事になるんかな?
はっ、ヤバイ
すんませ~ん、他に誰かネタ提供してくれる人いませんか?
この際誰でもいいです
おねがいしますだ~っ
気を取り直して、では次回ワコーズCUP「秋の陣」の現地でお会いしましょう。
と言いながら、5月15日のたぢかわSMC戦の現地でもお会いしますけどね(僕は選手ではなく観戦しに行きますが・・・)
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