「寒稽古」が雪のため中止になってしまいましたが、「春の陣」も危うく雪で中止になるところでした。
天気予報では日曜日は晴れ、しかし土曜夕方山川町方向を見ると雪が降っている気配で心配です。
日曜日午前6時の国道の温度表示が「0℃」で少し不安になりながらもTKLに向かいます。 山川町から見える高い山「高越山」が雪化粧されて真っ白。 山道に入ると道路脇は雪だらけ。 しかし路面は問題なく無事TKLに到着できました。
気になるコースを見たら
コース以外は真っ白! 路面はドライっぽい。 聞くところによると前日夜に練習会があったそうで、路面は問題ない状態だったそうな。 ごくごく一部分だけ路面凍結してましたが太陽が上がってくると全く問題ないコンディションとなったので、スタッドレスタイヤがベストタイムを刻むことはなさそうです。
コース右奥からパドック方向を見るとこんな感じで、「雪が極端に少ないスキー場」に見えなくもない気がします
寒い寒いワコーズCUPとなりましたが、それでもAパドックがほぼ一杯になるぐらいの参加がありました
ワコーズCUPデビューの人や車、久々に参加していただいた人、全日本トップマシンの試走、などなど話題豊富な 「春の陣」 となりました。
「クスコのパドックみたい・・・」

更に、SMCおざきせんせやジアロスポルト笠井さんも、エントリーしていたそれぞれのチーム員と共に会場入り。
事前公開していて「寒稽古」で走る予定だった午前練習コースです
コース全体を見渡せる観戦エリアを確保するために、スタートラインをコース上に設置
これといってフリーターンまでは難しくはないのですが、フリーターンでターンだけのタイムが計測出来るように設定、グリップでも回れるスペースはあるのですがサイドターンを失敗するとバックギヤが活躍してしまうギリギリの幅しかありません。
実は3本スラロームは、⑨~⑩より⑩~⑪の間隔を少し狭くしていましたが、その罠に思いっきり引っかかる人が居なかったのは少し残念です(笑)
最終2本パイロンターンは、スラロームの直後でしかも奥のパイロンへはキツくなっていて、立ち上がってゴール後は⑯フリーターンパイロンの左を通過しないといけないので、立ち上がりもキツく、少し難しいターンになっています
気になるフリーターンのタイムですが、リザルトSection2を見てください。 慎重にグリップの人で4秒台、サイドが出来て3秒台、速い人で2.5秒台。
一つ面白いのはLSD未装着グリップターンで、エッセ村井さんが3.079秒! ビート西村さん3.308秒! スイフト赤木さんが3.105秒! 車が小さいのでコース幅をあまり気にせず立ち上がりで早くアクセル踏めるメリットもありますが、思っていた以上の好タイムが出ています。 この流れでスラロームタイムも計ってみたくなりました。
午後の大会コースは、スタート位置を去年同様ピット左側に変更し、ゴール位置を⑯パイロンを越えた所に変更、フリーターンを無くし⑯パイロン右側を通過して中間計測し、右ヘアピンをクリアして、午前スタート位置があったところを全開で飛ばして、練習コースに合流、というコース
午後は光電管位置を変更したので、「こりゃ光電管チェックを兼ねたコースクリア走行をしないといけないな!」と使命感が湧き?、⑬番FLサトウさんの車を勝手に借りて僕が大会コースを初っ端に走行したので、計測システムの設定に役立つことが出来たと思い込んでいます(笑)。 サイドターンは上手く出来なかったのですが、変にサイドを使わずグリップで回った方がグリップターンの試走にもなって良かったかなと走行後に思いました。
本チャン試走の1台目は、2010年四国N2チャンピオンのぱぱさん(車は何度もチャンピオン獲っているSA1シビック)
とある講師が言うには、「ぱぱさんはドライブシャフト交換するのに、カップラーメンが出来あがるより速く交換が出来る!」そうな(笑)。 本人は「6分」と言っていますがそれでも職人技です。
2台目は、2009年全日本N4クスコランサーで現オーナーくまさん
3台目は、2010年全日本SA3全勝チャンピオンのクスコランサーで現オーナーくわぴーさん、と超豪華試走陣でした
ちなみに、コースクリア走行は2008年J3チャンピオンマシンです(笑)
ブリーフィングで、大事な旗の説明
今シーズンから下記の通りクラス変更がありました
R部門 ラジアルノーマルタイヤでLSD未装着(いわゆる“オープンデフ”ってやつ)のクラス
R1 過給器無し(NA)軽自動車
R2 1586cc以下の車両 及び 過給器付き軽自動車
R3 1586ccを越える二輪駆動車
R4 1586ccを越える四輪駆動車
E部門 ラジアルノーマルタイヤでLSD装着(メーカーラインオフLSD装着車両も含む)のクラス
E1 前輪駆動車
E2 後輪駆動車
E3 四輪駆動車
S部門 Sタイヤ装着車のクラス
S 区分無し (Sタイヤはみ~んなこのクラス)
※全クラス、道路運送車両法に適合している車であること
※ナンバー無しや車検切れ、レース専用車両は走行出来ません
※スーパーGTやF1マシンを持って来ても、ピットにオブジェとして展示するだけになります・・・ただこの場合だとゆっくりでも良いので走行している所を見てみたい(笑)
今シーズンは、シリーズ表彰が復活しました。 シーズン通してた~~くさんの方がエントリーしていただくと、シリーズ表彰の景品も豪華商品を用意出来る事になるのでた~くさんの参加をお待ちしています
有り難い事にクスコランサーが2台も居るんだから、どうせならという事で、クスコランサーの前で贅沢な表彰式をしました。
R1クラス


位 帰ってきた西村さん ビートは楽しいそうです
位
村井さん エッセを乗りこなしているのですが、ビートが相手ではどうしようもないですが、ターンのタイムは勝っています。
位
河村さん 午前はホッケーがあったらしいので午後からの参加で、慣熟歩行では走っていましたので、まさにタフマンですね。 今回はミスコースも少なく走行されていました。
R2クラス


位 赤木さん 前日練習会も参加して前泊してワコーズCUP参加していたそうです。 こちらはタフウーマンといったところですか
R3クラス


位 山崎さん 皆勤賞は続いています。 継続は力なり、まだまだ速くなって行きます
E1クラス

位 かねやん 嫁が居なくて?生き生きとしていたように見えるのは気のせいか(笑) 密かにサトウさんのタイムを意識していたそうな。
位
井添さん SMCからワコーズCUP初参加、せんせの教えも良かったのでしょうか。 常に走りに勢いがありました。
位
川内さん こちらも久々の参加です。 かねやんに少し離されましたが、今後に期待
位
こんちゃん 時々色んなことをやらかしていましたが、それでこそ「こんちゃん」です
位
中越さん こちらもSMCからワコーズCUPデビュー&FD2シビックデビュー。 そりゃ確かにEKシビックと比べて大きいですが、楽しむには充分の車だと思います。 午後には上手く走行していましたね、期待の新人現る!
E2クラス


位 守屋さん 途中、くわぴー講師に何かアドバイス貰っていましたが成果は出たのでしょうか?
後輪駆動車参加者求む
E3クラス


位 サトウさん 久々の参加です。 時々速く走って好タイムを期待するのですが、最終ターンでがっかりすること数回。 確かに最終ターンは四駆だと難しいです。 面白いことに、かねやんがサトウさんを意識していたように、サトウさんもかねやんを意識していたそうな。

位 木村さん こちらも、ワコーズCUPデビュー&GVBインプレッサデビュー。 よく考えたらGVB実物見るの初めてでした。 ハッチバックSTIも良いですが、セダンSTIもカッコいいですね。
四輪駆動車参加者求む
Sクラス


位 佐伯さん 大会1本目最終パイロンをフロントバンパーで押しのけてしまったのでMC扱い。 しかしさすが地区戦優勝経験者、2本目で逆転です。

位 内田さん 午後の大会慣熟走行からこの位置でスタート、オフィシャルの目の前を右に曲がらなければいけないのですが、ついうっかり真っ直ぐ行きかけて・・・
この通り、ブレーキロック
「誰か1台ぐらいはやるかな」と思っていたらここに居ましたね(笑)

位 穴吹さん 大会1本目に大スピン→エンスト→エンジン掛からず→押しがけのあと辛うじてエンジンセルスタート成功、というお騒がせな事をやっていましたが、そういや練習会でもやらかしていたのを忘れていました
。
小西さんは大会前に帰宅。
四国のコンパクトカーオーナー、一度ジムカーナやってみませんか?
さあやってまいりました、ジャンケン大会の時間です。
今回は参加者の皆さんは腕を上げてきた様で、全滅回数
回
ジャンケンのレベルも上がってきました、とてもいい兆候です。
しかもビギナーの方も
ゲットするという嬉しい結果になりました。 まあ約1名とてもビギナーには見えない人がゲットしていますが、その辺は大目に見てやってください。
最後に、講師からのお願いがありました。
「手の空いている時に声をかけてくれたらアドバイスしますし、申込用紙に書く時は“具体的”に書き込んでおいてください。」 とのことです。
例1 車に乗り込む前に講師に 「13番のサトウです。 もうすぐ走るので走行ラインを見てください」
例2 申込用紙のコメント欄に 「ブレーキをどこまで踏んでいいのかタイミングが分からないので教えてください」 と記入しつつも、当日声をかけてみる。
例3 当日「9番のかねやんです。 エンジン回せているか、ブレーキ踏むのが早過ぎないか、ラインがズレていないか、コーナー進入で突っ込みすぎていないか、などを次の走行で助手席に乗って見てください」
などなどを、聞いてみましょう。 一度見てもらえれば以後自然と見てくれる様になりますよ(頼んでいなくても・・・笑)。 更に次回ワコーズCUPや地区戦で「おはよう」と声をかけてくれるようにもなりますし、いろんな意味で視野が広くなるのでジムカーナ会場に来るのが楽しくなってきます。
今回の講師陣で得意分野は、
青シビックぱぱさんは前輪駆動、
クスコランサーN4くまさんは前輪駆動(OKのハズ)と四輪駆動、
クスコランサーSA3くわぴーさんは何でもOKのハズですが主に前輪駆動以外、
親分は前輪駆動(特にFFのホンダ車全般、CR-Z含む)やチューニングのいろは、
そういや、会長とアナウンサー・ギャオスさんが来てませんでしたね(笑)。 この二人は前輪駆動です。
年に1回か2回、全日本チャンピオンが居る時がありますが、全日本チャンピオンは何でもありです。(FFは知らんとか、言わせませんのでご安心を 笑)
ジムカーナのルールやワコーズCUPに関してなどは、フォーランドチーム員に聞いてください。
講師陣に聞きにくいなあと思ったら、フォーランドの誰かに聞いてみましょう。 僕でもOKですが、僕はほとんどコースに出ているので話すタイミングがないかもしれません。 チーム員が分からない事であれば、代わりに講師に聞きなおしてくれるハズです。
このように、主催者や講師陣はこき使いましょう。 せっかくお金出して参加しているんですからね(笑)。
この日はいい天候でジムカーナが出来ていましたが・・・
翌日徳島平野でも昼前から雪が降り始め、昼過ぎにはこのようになっていました。
夕方、車に積もった雪は、5cm。
1日ズレていたら、TKLから帰れなくなっていたかもしれません。
他の四国4県はどうだったのでしょうか?
最後に、
雪で中止になった「寒稽古」ですが、3月13日(日)高知県モーターランドたぢかわで振替開催することが決定
しました。
詳細は ワコーズCUP・HP を見ていただくとして、何年ぶりですかね超~~久々のワコーズCUPたぢかわ開催。
フォーランド・HPの活動報告を見てみたら、2004年開幕戦が最後でした。
僕のワコーズCUPデビューはたぢかわの時で、車は↑で雪被っているアルト君でした。 あ~懐かしい~ぃ。
翌週20日が地区戦の開幕戦となっています。 開幕ダッシュを狙っている人、冬の間冬眠していた人、たぢかわで走ってみたい人、とにかくみんなで走りましょう!
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